私たちの強み
ニッテン配合飼料の特徴
牛がDFAⅢを食べるとどのように消化されますか?
「ルーメン内で分解されにくく、十二指腸まで到達します」
DFAⅢは十二指腸でどのような働きをしますか?
「腸上皮細胞のタイトジャンクションに作用し、カルシウム(Ca)の吸収を促進させます」
分娩前後の乳牛にDFAⅢを給与することはどのようなメリットがありますか?
「血中Ca濃度が低下すると十二指腸上皮細胞のタイトジャンクションに働きかけ、Caの吸収を促進し、血中Ca濃度を正常値に戻そうとします」
DFAⅢは十二指腸に到達すると、図4のように腸上皮細胞間をつなぐタイトジャンクションに働きかけ、細胞間にあるCa等を通す通路を広げます。通路が広がるとCaが濃度の高い方から低い方へ、腸管側から体内側に通りやすくなり、体内へCaの吸収が促進されるようになります。
図5は乾乳後期から分娩7日後までDFAⅢを給与した群(DFA群)と給与しなかった群(対照群)の血中Ca濃度の推移を示したものです。DFA群では分娩直後から分娩2日後まで対照群と比べて、血中Ca濃度が高くなっていることがわかります。
以上より、DFAⅢは十二指腸のタイトジャンクションに働きかけCa濃度の高い方から低い方へCaの吸収を促進させることで、血中Ca濃度の回復を早めることができます。
新生子牛にDFAⅢを給与することはどのようなメリットがありますか?
「免疫グロブリンG(IgG)の吸収を促進させ、免疫力を向上させます」