粗飼料分析のススメ ~粗飼料分析サービス~

 

「飼料の成分を把握して飼料効率を高めましょう」

当社では配合飼料のユーザー様に粗飼料の分析サービスを提供しております。営業担当者がお客様のサンプルを回収し、帯広にある総合研究所に送られ、通常3-5日後に結果が分かります。

粗飼料の成分値は生産年や圃場によって変化します。表1は、2016・2017に当社で分析されたグラスサイレージ1番とコーンサイレージの平均値を示したものです。平均値だけ見ても年度によって差があることが分かります。

 

表2ではある牧場の異なる圃場A、Bで収穫された牧草で作ったサイレージの値を比較しました。同じ牧場内でも圃場が違ったり調製時の天候が異なるだけで成分値が違う事があります。このように、粗飼料は成分の変化が大きい飼料なので、給与飼料を切り替える際には成分値を把握することが重要です。

 

当社では現在、下記のサンプル/項目が分析できます。粗飼料は地域によっても成分が変化するため、NIR分析に用いる検量線は北海道の粗飼料に特化したものを採用しています。