タイトジャンクションとリーキーガット

  • 腸管上皮細胞はタイトジャンクション(密着結合:TJ)という構造で細胞同士が結合しています。幅は10ナノメートル以下でありタンパク質が通過できる程度で、細菌やウイルスなどの有害物質は通過できないバリアとなっています。

 

  • リーキーガットシンドロームは腸管壁浸漏症候群ともいわれるタイトジャンクションが破綻した状態です。バリア機能が失われ、病原菌や毒素などの透過性が高まり、結果的に細胞の損傷や腸の炎症を引き起こします。

 

  • 当社のオリゴ糖DFAIII は上皮細胞に直接的に作用して,タイトジャンクションのバリア性能を損なわずCa 吸収を促進することが証明されています(鈴木2014)。